21 March 2011

光の街から





3月20日、日曜日。光の祭典で有名なリヨンから、日本に向けて光を送る支援イベントがありました。 

集まったのは夕方の六時半。テットドール公園のテットドール門から、市庁舎前のテロー広場まで3キロほどの距離を、キャンドルを片手に皆で歩きました。参加者は全部で200人くらいだったでしょうか。もっと多かったかもしれません。

風で消えてしまうキャンドルの火をもらったりあげたりしながら、ゆっくりと歩いて、テロー広場に着く頃には日もすっかり沈んだ後でした。

市庁舎玄関の階段の前で、一分間の黙祷。


私達の祈りが、届きますように。








12 March 2011

祈りよ届け

2011年3月11日。大阪にいる家族の無事はすぐに確認できましたが、地震と津波の被害のあまりの大きさに、胸が痛み言葉がありません。

日本の皆さんに、フランスにいて何もできない私から、心よりお見舞いを申し上げます。

09 March 2011

なんだかバタバタ…




スキーを全くしなかったのにとても楽しかったスキー旅行から戻り、社会復帰に努力する毎日。保存食以外家の中に食べるものがなかったのでスーパーでどっさり買い物をして、配達してもらうんだからどうせなら…と重いものもまとめて沢山買ったら、お代がなんと280€にもなって失神しそうになりました。

旅行が楽しいのは日常があるからで、戻ってゆっくりできる家があるというのはやっぱりありがたいし、なんだかんだ言っても日常が一番うれしいなあとしみじみ感じます。洗濯に追われてばかりいないで、きちんと掃除もしなければ。


スキー旅行に全く関係のないトップの写真は、去年の春休みにエクサン・プロヴァンスに行った時、青空マーケットで買った写真。の写真。

ブースに居たフォトグラファーご本人に噴水の場所を尋ねたら、うれしそうに「ここからすぐですよ。あそこの路地をまっすぐ三ブロック行って左に曲がったところ」と教えてくれたので、自分で行ってみて撮った写真がこれ↓。写真の質を比べちゃだめよ。






場所はPlace d'Albertas, Aix-en-Provence, France。グーグルマップでこの住所を検索すると(←この住所をこのままコピペすればOK)、地図と同時に、左側に写真が四枚ほど登場します。どれもサムネールで小さくて分りにくいのですが、その中にいかにも噴水!という写真があるのでそれをクリックすると、地図のど真ん中にその写真がちょっと拡大されて現れます。

今度はそれをクリックすると、その写真がさらに拡大されて見易くなると同時に、他の写真のサムネールが沢山現れます。これらをひとつひとつクリックすると、ここの広場のいろんな表情を見ることができます。

自分で訪れた場所を、違う角度から、他の人の視線で見てみる。旅の写真はこういう味わい方を楽しむこともできるのですね。


それにしても、静かで誰もいない(そしてそれにしてはやたら素敵な)広場だったのでなんだか秘密の場所を見つけたようなすごく得した気になっていたのですが、住所だけググったら観光案内らしきサイトのヒットが沢山あるし、どうやら結構有名な場所だったらしい。

な~んだぁ…。

02 March 2011

窓の外は雪




人がどう思おうが私は私。

そんな風に思えるようになれたらいいのになあ…、と、ホットワインを飲みながら思う、山小屋での五日目の夜。