衛生観念というのは文化によって違うし、慣れの部分も大きい。
例えばフランスのパン屋さん。バゲットをつかむ指もレジの小銭を扱う指も同じである。ビニールの手袋なんてそんな気の利いたものはない。それを言い始めたら、朝市のお店の人もみんな野菜をつかむ手とお金を扱う手が同じである。野菜はまだ洗えるだけましかという気はするが。
…だめだめ気にしちゃ。
フランスの公衆トイレに便座がないことが多いのは前にも書いた。この記事を書いたとき触れなかったもうひとつのおフランス公衆トイレ驚愕の事実、それは…手を洗う場所がないことが結構多いということ。洗面台はあるが水が出ないなんてことはしょっちゅうだし、洗面台からしてついてないこともある。ちょっと信じられないことだがホントである。実はムスコの新しい学校でも、保護者が使えるトイレにある洗面台の蛇口が壊れていて使えない。このトイレの位置からして、事務室の人や校長先生が使うトイレはここだと思うし、壊れてから結構時間が経っているように見えるのだが、直す人がいないのだろうか。でも便座はあるんだよ。すごいでしょうはっはっはどうだ(←やけになっている)。
児童が使うトイレには、ちゃんと使用可能な洗面台があることを祈るばかりである。
8 comments:
うん、フランス人は、よく「免疫がついてるから大丈夫」て言いますね。(爆)
ウチも、殺菌用リキッドやウェットティッシュ持って歩いてます、手洗えないから。(考えてみるとスゴイ国!)
一部では、便座は衛生上の問題で、付けないともいいますね。
他者との接触を不潔ととるらしい。ま、汚い人もいるからねぇ..(爆・爆)
でも、マジで、行く地域ごとに「衛生的に許せるトイレ」のリスト作っといたほうがいですよ。
私は頭の中に、そのリストあります!
■ガブさん、
ワタシも除菌ジェルは持ち歩いてます。ウェットティッシュは、フランスのものは香りが気になって使えないんですよ~。がんばって使ったらそのうち慣れるかなあ~。
いや、そんなことで頑張らなくていいと思います(笑)ほかに頑張らなきゃいけないこと、一杯あるから、この国。
またおせっかいオバサンになってしまうけれど、ウエットティッシュはオムツ売り場に行って、linguette sans parfum(無香料)というのを買ってみたら?
赤ちゃん用なので、大きくて厚め。パーッケージがデッカイけど、車の中に常備しておくと便利。
うちはいつもこれです。
■ガブさ~ん!
無香料のを探します!
免疫がついているから大丈夫って!(爆)
たしかにトイレの便座は考えようによっちゃ汚いですよね。私は旅先では基本中腰だったような....
手洗えないって、アジアの国じゃいざしらず、フランスですよね?いや、むしろインドとかの方が、手を洗うところあるかも...ていうか、手を洗うところじゃない!?(爆)そしてレストランではみんな食べる前に手、洗ってたなあ。手で食べる人たちなので。(爆)
インドで除菌ティッシュ持ち歩いていたのにほとんど使わなかった私って..と、関係ない話ですみません。
それでよく新型インフルエンザをかわしていますね~。
日本じゃ、考えられない!
公共施設やスーパーには、夏の間もずっと入り口に除菌アルコールがありましたよ、コチラは・・・
gabrielleさんがおっしゃるように免疫が付いてるから大丈夫ってのはあながちウソじゃなさそうですね。
■tomさん、
免疫に関しては食関係でネタがあるのでそのうち記事にします。
■vialettoさん、
日本の衛生観念はこれまた特別だとは思いますが、アメリカのスーパーでもカートの取っ手部分をぬぐう除菌ティッシュ、用意されてる所多いですよ。
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