24 May 2011

パリで手に入れたもの




パリの三区に、Le Petit Atelier de Parisという陶器のアトリエ兼ショップがある。以前Keikoさんのブログで見てからずっと行ってみたいと思っていたこのお店を、初めて訪れる機会ができた。



もともと木・金・土と週に三日、しかも午後しか開いてないこのショップ。去年の夏に来た時は夏期休暇でお休みで、やっぱりとは思ったものの、ものすごく残念な思いをしたのだった。







この日はホテルをチェックアウトした後、お昼を食べてから出向くことにした。今日は開いてる日のはずだけど、フランスだしな~、まさかってこともあるよな~…と、万が一閉まっていてもがっかりしないように、自分に言い聞かせながら。

最寄のメトロの駅で降りて、ゆっくりお昼を済ませてからお店に向かい、着いたのはまだ午後一時の開店前。お店を見つけたときはうれしくて声を出しそうになったけれど、ウィンドウディスプレイのシンプルな美しさにもまた声を出しそうになった。でもって、心の中できゃーきゃー言いながら写真を撮っていたらカーテンを開けるご主人と目があってしまって、ちょっと恥ずかしかったことも付け加えておこう。







ご夫妻で経営なさっているこのショップ、足を踏み入れたら看板犬のPompon君が実にフレンドリーなお出迎えをしてくれた。余談だが、レジのすぐ横にあるご主人手作りのPompon君のベッドが、それはそれは可愛らしい。ここに行く機会のある方はぜひご注目を。






ショップの中にあるものどれもこれも全部素敵で、片っ端から欲しくなって困ったのだけれど、散々悩んだ挙句にカップをひとつ。毎日使えるものだから。





縦長の形と大きさが、お湯呑みにちょうどいい。コーヒーいれてももちろんよし。






もうひとつ、また来る機会なんてないかもしれないから…と思って、家の形をした小さなオブジェを買った。番号は他にも色々あって、63という数字に意味はないのだけれど、沢山あった中で一番視覚的にバランスがいいような気がしたこの番号をチョイス。番号のないプレーンなものもある(上から二番目の写真参照)。





最後にまたうれしくて声を出しそうになったのが、ここは日本かと思うようなものすごく丁寧で美しい包装。お店の名前がスタンプされたシンプルな紙袋に、お店のロゴのチャームを結んで。


なんだか泣きたくなるくらい可愛らしい。大事にとっておこう。



 




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