18 November 2011

冬の緑





めっきり冷え込んできたリヨン。

アパートの窓から見える街路樹の葉は、まだ枝に貼り付いてはいるけれど、もうまっ茶色(抹茶の色じゃなくて、真茶色ね)。もうすぐ木々は裸になって、向こう側のアパートの部屋の中が丸見えになる季節。


鉢植えのグリーンを買っては枯らし、買い直しては枯らし…を繰り返すワタシ。世話要らずの多肉植物でさえ枯らしてしまう、これは一種の才能と言えるかもしれない ←言えない言えない。でも外の景色がグレーに染まってしまう冬、特に市街地に住んでいると、部屋の中の緑は気分を明るくしてくれる大切な暮らしの要素なんである。なくても死なないけど、あると心の余裕が違う。疲れたときに飲むお茶みたいなもんだと思う。



少し前にまた、日曜日の市場でいくつか鉢植えを手に入れた。多分、この子達が枯れてももう買い直すことはない。三月に入ったらそろそろものの処分を考え始めないといけないからである。無事に育ってくれたら育ってくれたで、里親探しをしなければいけない。

そんなことを考えていたら、ちょっとセンチになってしまった。




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