19 February 2011

幽閉生活、その後

樹木希林さん手袋をはめて写真を撮るブロガー一名…



デジタル一眼レフを入手してから、以前使っていたコンパクトデジカメはすっかりムスコのおもちゃになってしまった。旅行の際に持たせると、子供にはちょっと退屈な観光中にこれで遊んでもらえるので重宝している。

自分では使わないので写真を取り込むのをすっかり忘れるのだが、たまにチェックするとこれが面白~い。今日の写真はミラノに行った時のもの。他にもワタシがあれやこれや撮っている姿を撮っていて、いやぁなんだかグサッときましたよ、わたしゃいつもあんなしかめっ面でファインダーをのぞいているんですな。あと、オットとふたりで並んでいてワタシは笑顔なんだけど、隣のオットはむすっとしてたりとか、笑える笑える。

そんなわけで昨日お医者さんに叱られてしゅんとしていたところ、ムスコの撮った写真で気分が明るくなりました(違)。



…とそのブロガーの写真を撮る九歳男児一名。


そうそう、ご心配おかけしたうちのムスコ、扁桃炎という診断でした。昨日(金曜日)の朝からすっかり平熱です。

ドクターには「40度も熱があったのにどうしてもっと早く連れてこなかったの」と言われました。だってずっと熱でうんうん言ってたわけじゃなくて上がったり下がったりだったし、熱以外に症状なかったし、大体熱があるにしては元気で家の中歩き回ってたし、食欲だってあったし…(ぶつぶつ)。周りで風邪が流行ってるからうちも風邪だと思ってたんだもん。

木曜日の朝一番に電話したら空きがなくて金曜午後のアポだったので、ドクターには「月曜日に症状が出たのに金曜日まで放っておいた」と思われたようなのです。こういうことになるのが嫌で、アメリカではいつもグループで開業しているお医者さんにかかっていたのですが(いつものドクターがだめでも他のドクターに診てもらえて、カルテはちゃんとそこにある)、フランスでは言葉のこともあってオプションが少ないんですよねえ。大体グループ開業がフランスに存在するのかどうか。

それにしても、ワタシは「熱以外に症状がないし、家で寝かせてちょっと様子をみましょ」と思っていたわけですが、ドクターの反応を見るとなんだか大ごとで、「週末に具合が悪くなったら私に電話しなさいね。あと、月曜日も学校休ませた方がいいですよ。とにかく月曜日に一度電話してね。回復状態を知りたいから」。じゃあありがとうございましたと言って退室する時にも再度「月曜日に電話するのよっ!」と念を押されました。信頼できない母親と思われたのかしらん…。

ドクターには悪いですが、これ以上続けて休んで算数に遅れが出ると困るので、月曜日は学校に行かせますっ。←ほーら信頼できない。


5 comments:

Gabrielle said...

ウチのも先々週だったかな?扁桃腺炎でした。
ウィルス性ならいいんですが、バクテリー性だと、普通は溶連菌が原因で、ちゃんとペニシリン系の抗生物質を飲まないと、後で腎炎とか、リュウマチとかの後遺症の原因になることがある。からじゃないかな?
お医者さんは、あ、熱が38度越したと思ったら、即予約すると遅くとも翌日には見てもらえますよ。(普通科医)
この程度なら小児科じゃなくてOKです。
小児科はね、7区のサン・ジョセフの救急に行けば、2時間くらい待つけど、見てもらえます。

cocopuff1212 said...

■ガブさん、
緊急だったらBronのHôpital Femme Mère Enfantに行くようにも言われましたが、うちからなその七区の救急の方が近いですよね。

まあとにかく現在は無事に(笑)抗生物質飲んでます。

cocopuff1212 said...

■ガブさん、
いつも貴重な情報をありがとうございます、と書くのを忘れました。

Gabrielle said...

ついでに。
Hôpital Femme Mère Enfantは待ち時間を最低1-2時間に減少したいそうです、ということは、今はどんくらい待つのかな~と、お察しください。

St.Joseph.St.Lucは私立病院ですが、そこの小児科医ではなく、よその小児科医が、お小遣い稼ぎに2人くらい、夜と週末来て開業してます。
駐車場完備+病院回りに駐車場一杯なので、車で行っても困ることがありません。
穴場(笑)です。

cocopuff1212 said...

■ガブさん!
St. Joseph St. Luc、検索しました。河沿いのこの建物だったんですね。去年送り迎えで車で毎日横を通ってましたよ。

ここの方がずうううっと近いのになんでBronの方の病院を薦めるんですかね。近くに住む知り合いのお子さんが腕を骨折してMaisons Médicaleに行ったときも、Bronに行けって言われたんですよ。