少し前、蚤の市でアンティークのおもちゃの台所セットを見つけた。とても可愛らしいものだったし非常に珍しいのは分かっていたが、買おうかどうしようか迷うレベルの値段ではなかったのでさっさとパス。多少値の張るものでも、使えるものだったら買ったかもしれない。だけど飾るだけだしねえ。
そして先週末。また蚤の市に出かけ、可愛かったよなぁあの台所セット…と思いながら歩いていたら、また出合ったのである。台所セットに。
かまどの扉がちゃんと開く。左手には引き出し。ここに炭を入れたんだろうか。いや、本物だったらの話だけど。
去年の冬アルプスで借りた山小屋に、こんな引き出しのついたビンテージの台所ストーブがあった。いかにもカントリー風でそれはそれは可愛かったけれど、使い勝手はあまりよくない。そんなもんだよね。
山小屋の台所ストーブよりも、おもちゃの台所セットよりも、ずっとずっと小さいこれは、鉛筆削り。かまどの扉をあけて、削りかすをポイ。
手のひらサイズの台所ストーブ。2€でありました。
4 comments:
か、可愛い....。
■neroさん、
可愛いでしょお~。スペイン製。多分1950年代あたりのものだと思います。
おお、かわいい!かなり小さいですね。去年仕事で暖炉やかまどを扱っている会社に行った折、展示室にヴィクトリア時代のおもちゃのかまどがありました。本当に火を入れてお菓子焼いたりパン焼いて遊んだんですよって会社の方がお話してました。
義理の妹たちとパリを歩きながら去年のリヨン旅行を思っておりました。
■らいおんみどりさん、
あらら、お返事したはずだったのですが、どこへ行ってしまったんでしょう。ごめんなさい。このかまどの位置が、ヘンゼルとグレーテルを思わせませんか?
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