九月最後の週末。
イギリスからいらしたお客様と一緒に、旧市街を散歩した。
ついこないだまで外壁の掃除のためベールを被っていたサン・ジャン教会。ベールをとったらお肌真っ白、ぴっかぴか。ほんのりピンク色にさえ見える。きれいになりすぎてなんだかかえって恥ずかしい。何でワタシが恥ずかしいの?
夏に戻ったかと思うようなお天気だったこの日、お昼になるとカフェやレストランのテラス席はどこもいっぱいだった。
いつも思うんだけど、フランスのカフェって、こんなちっこいテーブルで、しかもすぐ隣をひっきりなしに人が(場合によっちゃ車が)通る場所で、みなさんよく落ち着いてゆっくり食事できるなあと。
Rue du Bœuf(牛通り)という名前の道。この名前だからここに牛がいるのか、牛がいるからこの名前が付いたのか…とずっと疑問だったのだが、さっきググったら答えはすぐ判明した(後者)。それにしてもなんで牛なのか、今度はそれが気になる。
というのも、この牛がいる場所は建物の角で、高さは一階と二階の間くらいの所。普通こういう建物の角のニッチにある像というのは、宗教像がほとんどなのである。聖人とか、御子イエスを抱く聖母マリアとか。それなのに何故、ここには牛が…?気になるぞ。
リヨン旧市街の画像をインターネットで検索すると、大抵登場するのがLa Tour Rose(ばら色のタワー)。この建物の一部はホテルになっている。塔の部分はらせん階段。どうせだったらここに部屋があったらいいのにね。
あれからリヨンは急に寒くなり、ブーツもすでにお出まし、先だってはついに朝の通学の際に車に暖房を入れた。そろそろ日中の光も穏やかになってきて、写真を撮るにはいい時期である。もっと寒くなると手袋しないといけないからねえ、カメラを使いにくいんだよねえ。
来週また時間を作って、Croix-Rousseまで散歩しようかと思う。
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